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サンゴの白化 定点観測 2001年版

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1998年版 白化現象の始まり 1998年の8月の中旬の事でした。世界中のサンゴがこれまでにない規模で白化しました。
1999年版 死、そして新たなる生命 沖縄の真栄田岬では、殆どのサンゴが死に絶えましたが、新しいサンゴの誕生も始まりました。
2000年版 次の世代へ託された希望 新しいサンゴは希望の光ですが、それを狙う天敵も多く、厳しい生存競争にさらされています。
2001年版 再び襲った白化現象 1998年8月の大規模な白化以来の絶望的な白化が沖縄本島を襲いました。

 

--- 真栄田岬の水中景観 死んだサンゴ「C」の上に誕生し、そして死んだサンゴ「N1」は1999年11月20日より記録されています。 下記の白化前の拡大写真をご覧になりたい場合は、
こちらをクリックしてください。(800×600ピクセル150kb)
 
2001

9月
15日


海藻は台風の荒天のおかげで減少しています。水温は27度に落ちています。

念の為に解説をしますが、上の写真のサンゴ礁のサンゴは総て死んでいるサンゴの残骸です。

 


上「N1」の死後 : 覆っていた海藻は
台風の荒天おかげで減っています。


上「B」 : こちらは白化から立ち直らず依然として危険な状態が続いています。3年前の白化に耐えた部分なのに。頑張れ ! !


海藻は台風の荒天のおかげで減少しています。
上の写真の定点観測エリアのハードコーラル系は「N16-1」以外は全部死んでしまいました。
新しいサンゴたちは全滅です。本当に悲しいことです。


上「N15-2」 : 食害のあと持ちなおし、
白化せず、耐えています。


上「G」 :海藻が取れず、苦しそうです。


上「N16-1」 : 一部海藻がとれ、白化
から回復しています。

2001

8月
26日


海藻はかなり増加しています。
cb1826mn1.jpg (14755 バイト)
上「N1」の死後 : 海藻が全体を覆っています。

cb1826mb.jpg (18014 バイト)
上「B」 : 生き残った部分も遂に白化が進み、一部は既に死亡して海藻がついています。

cb1826m2.jpg (32087 バイト)
海藻は増加しています。

cb1826mn15-2.jpg (20415 バイト)
上「N15-2」 : 魚に一部食べられています。

cb1826mg.jpg (18583 バイト)
上「G」 :海藻がうっすらと生育しています。

cb1826mn16-1.jpg (20510 バイト)
上「N16-1」 : うっすらと白化がすすんでいます。

真栄田岬で今月観察された白化したサンゴたち。様々な種類に及んでいます。
2001

7月
25日


海水温が30度以上と、異常に高い状態が続き、既に1998年以降に生まれた新しい小さなサンゴたちは今月に入り、全滅です。絶望的です。これは明らかに1999年、2000年の経過とは異なり、1998年と同じ経過をたどっています。


上「N15-3」 : マルカメノコキクメイシ
5月の写真と比べて軽度に白化傾向です。白化に強いキクメイシ系が白化するとは、よほどです。


上「N1」の死後 : N1が着いていた死サンゴの枝には、ここにきてこげ茶色の海藻が繁殖しはじめています。

N14」は完全に死亡し、跡形もありませんでした。短い命でした。


上「B」 : 丸いサンゴBの大半は死亡し、左の縁のわずかな三日月上の部分はしぶとく生存していはいますが、軽度に白化傾向です。
非常に心配です。


こげ茶色の海藻が増加傾向にあります。


上「N17-1」 : 今月確認した新しい群体ですが、これも短い命でしょう。


上「N15-2」 : ソフトコーラルでが白化傾向にあります。非常に心配です。


上「N3」の死後 : こげ茶色の海藻が増加傾向です。

cb1725mn16-1.jpg (15744 バイト)
上「N16-1」 : 死亡しました。短い命でした。

cb1725mn16-2.jpg (18854 バイト)
上「N16-1」 : ナガレサンゴの新しい群体も半分は死亡し、残り半分も極めて危険な状態です。

2001

6月
22日


海藻は減少しています。

上「N1」の死後1年 : N1が着いていた死サンゴの枝は引き続きどんどん侵食の影響でやせ細って小さくなっています。海藻は減少傾向です。


 上「N14」 : 4月の初レポートから2ヶ月目の写真です。ポリプが盛り上がって成長を続けています。頑張れ ! !
この夏を乗り切るんだ ! !


海藻は減少しています。


上「N15-2」 : 先月、初レポートした新しいソフトコーラルです。先月に比べ、成長して大きくなっています。真栄田岬はソフトコーラルは昔はあまり見られませんでしたが、将来の真栄田岬はソフトコーラルのお花畑に変貌するのでしょうか?


上「N3」 : サンゴが死亡すると侵食が急速に進み、N3のポリプの骨格は見る影もなく削れています。一見、変化の無いように見える海底の景観は、成長と侵食の絶えざるせめぎあいのバランスの上に成り立っているようです。丁度人間の皮膚のように。


上「E」 : 1998年の白化の年に死亡して以来、レポートしていなかったコモンサンゴの仲間の現状です。Eの上には別の種類のサンゴが新たに成長をはじめています。


上「N16-1」 : ミドリイシ系の新しい群体と思われます。


上「N16-1」 : ナガレサンゴの新しい群体と思われます。

2001

5月
27日


海藻がごく軽度に減少しています。

上「N15-1」 : 新しく見つけたサンゴです。目立つところに居るため、生き残るのは難しいでしょう...。


上「N15-3」 : マルカメノコキクメイシの新しい群体です。頑張って育ってほしいですね。




上「N15-2」 : 新しいソフトコーラルです。ソフトコーラルとは柔らかいサンゴの仲間です。白化現象を生き延びた「G」もソフトコーラルの仲間です。
A」の上に生えています。
ソフトコーラルは白化に強いため、このまま成長してくれるでしょう。

上「N3」 : もう完全に朽ち果てています。死サンゴの枝のてっぺんあたりのうっすらと生えていた海藻がなくなって、白くツルツルしていますね。
2001

4月
21日


上「B」 : 丸いサンゴBの大半は死亡しましたが、左の縁のわずかな三日月上の部分はしぶとく生存し、波の浸食を逃れて成長を続けています。頑張れ〜 ! !


上「N14」 : 今月初めて見つけた新しいサンゴです。2000年夏の卵からの成長でしょう。4つの矢印に囲まれた円形の黄緑色の部分がサンゴの小さな群体です。ポリブは23個あります。頑張るんだ ! !


上 : 全般的に変化は見られません。


上「G」 : ソフトコーラルは元気に成長しています。


上「N3」 : 非常に残念です。N1に続き、N3までも、死亡して変わり果てた姿になってしまいました。
サンゴの生存競争はあまりにも厳しいです。

N5」 の姿ももうありません...。

2001

3月
25日

Cb1325m1.jpg (34965 バイト)
海藻の減少傾向が止まり、二月と変化はありません。
  cb1325m2.jpg (39517 バイト)
こちらも海藻の減少傾向が止まり、二月と変化はありません。

cb1325mg.jpg (33061 バイト)
上「F」 : 死亡したままです。
上「G」 : ソフトコーラルは元気です。

 
2001

2月
18日


冬の荒波のため、軽度に海藻が減少傾向にあります。

上「N1」の死亡後 : N1が着いていた死サンゴの枝は引き続きどんどん侵食の影響でやせ細って小さくなっています。海藻は減少傾向です。
 

 


全体的に軽度に海藻が減少傾向にあります。


上「G」 : ソフトコーラルは元気です。


上「N3」 : 食害から回復し、新たなポリプが成長しています。
 カニも元気に生きています。
サンゴは引き続き上のほうへ成長しています。


上「N5」 : 新しく発見したサンゴです。2000年夏生まれと思われます。

2001

1月
20日


天候が悪く、見た目に近い写真が撮れませんでしたが、全体的には変わりません。

上「N1」の死亡後 : N1が着いていた死サンゴの枝の海藻は、先月に比べ、減少傾向です


右「G」 : 元気です。


特に変化は見られません

cb1120mn3.jpg (19474 バイト)
上「N3」 : 既に食害にあい始めています。外敵とと戦ってくれるカニは健在です。全体的に少しずつ成長し始めています。

 

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